人生の考え方

「なんとなく」に支配されると、「やりたいこと」や進路はみつからない

 

あなたがもしそうであれば、ひょっとすると、大学ではGPA(評価や点数)にしか興味がなかったのかもです。

 

スマホゲームをする人と大学の点数にしか興味ない人に共通するのは、「頭を使っていないということ」です。

 

そして今回言いたいことは、頭を使わないことには「やりたいこと」や「好きなこと」は見つからない、ということです。

 

もちろん、戦略的にスマホゲームを活用したり点数にこだわっているのであれば別です。

 

たとえば、研究者になるためにいっしょうけんめいに頭をはたらかせて研究をし、疲れてきたから頭をつかわないスマホゲームをする、といったように。

 

また、大学院入試や就職の推薦をもらえるように、大学でGPAをかせぐといったように。

 

だが、「なんとなく」スマホゲームをしたり「なんとなく」点数にこだわるのは、自分なりに考えていないという点において、頭をつかっていません。

 

もしあなたがそのようならば、「やりたいこと」や「好きなこと」はみつかりません。

 

というのも、「なんとなく」で動いている人は、枠組みにとらわれてしまっているからです。

 

それには、目の前のことを単にこなすという機械的な行動であり、モチベーションによる積極性がないです。そのようなことでは、「やりたいこと」や進路を見つけることはむずかしいでしょう。

 

枠組みをこえて自由に、自分なりにうごくには、頭をはたらかせないといけません。そして、そのようにして自分なりに動ける人は、自分にとっての「やりたい!」や「面白そう!」を見つけ、「やりたいこと」や「好きなこと」にします。

 

やりたいことや好きなことをみつけるには、自分で積極的に突っ込んでいく姿勢が重要なのです。

 

それは、「面白そう」という突発的にわいてきた感情が理由で全くかまいません。むしろ、「好きなこと」や「やりたいこと」は、「面白そう」といった積極的な姿勢によって深くつっこみ、そこから生まれる「面白い」や「楽しい」による感情によって、さらなる深堀りが進むのです。

 

まるで、石油を掘るのとおなじですね。
「石油王になりたい!」とおもって地面を掘り進み、石油が出てくるとさらに「石油♡石油♡ ($∀$)オカネェ!!!!」となり、ますます石油探しにハマるみたいな。

 

やらされている状態になると、深く掘りすすもうと思わないので、物事の表面的しか知ろうとせず、面白くもなんともないことになるのです。

 

学校の勉強がいい例です。

 

「やらされている」という環境をつくりだす義務教育。あのような画一化されたカリキュラム、そしてそれを押し付けられる生徒。そんなところで育つ人間が「やりたいこと」を見つけるほうが難しいでしょう。自分から「おもしろそう」という積極性でかかわらないぶん、学校での勉強を「やっつけ」的に対処することになりがちだからです。

 

ちなみに、ホリエモンの本には「学校という教育機関のせいで好きなことが見つからないのだ。好きなことは、頭をつかって没頭することからはじまる」というようなことが書いてあります。オススメです。

 

この本、やりたいことを見つけるのにムチャクチャ良いとおもって、知り合い全員に配ろうと思ってしまったくらいです。
あなたが、ぼくが言いたい「やりたいこが見つからないことと学校の勉強との関係性」を深くしりたいとおもったら、ぜひとも読んでいただきたいです。

 

ところで、ここで、「なんとなく」で点数を稼ぐことによるワナが見えてきます。
大学で「なんとなく」で点数を稼ごうとなると、必然的に「ラクそう」な授業をとることになります。これは、講義を「やっつけ」的にやりすごすことになるので、深く掘り進めようとしません。結果、やりたいことにも進路にもつながりません。

 

もちろん、「ラクそう」で講義をとって、「おお、面白い!もっとしりたい!」という感情が芽生えれば、深く掘りすすめることで「好きなこと」や「やりたいこと」につながります。よって、「やっつけ」的な講義をとることがダメとも言えないです。
しかし、やはり「やっつけ」でとる講義は最初から最後までやりたいことにはつながるようには思えません。授業にたいする積極性がもともとないからです。

 

だが、「なんとなく」で点数を稼ごうとせず、「おもしろそう!」で授業をとるのであれば話は変わってきます。
「おもしろそう!」で授業をとることは、積極的な姿勢であるという点で、無意識に「なにかおもしろい話題はないかな?」と授業中に探します。そして、おもしろい話題について自分なりに考えてみたり文献を探したりして「好きなこと」や「やりたいこと」という、人生を充実化させるきっかけにつながるのです。

 

ぼくは、シラバスを見て「おもしろそう!」とおもった哲学に関する講義をとることで、哲学書を読みあさるきっかけになりました。サルトルの『存在と無』であったり、カントの『道徳形而上学の基礎づけ』であったり。ぼくはただ、「興味がある」という自分の心にしたがって哲学系の講義をとった結果、哲学が好きになっていったのです。そこに、「なんかラクに点がかせげそうだし、講義受けてみよ」という受動的な要素はありません。もちろん、どのような基準で評価をつけるのかはシラバスできちんと確認しますが、それは参考にすぎません。

 

ということで、まとめると、以下のようになります。
  • 「なんとなく」に支配されず、自分の心にしたがって積極的であれ。
  • 積極性こそが、「すきなこと」や「やりたいこと」といった進路を切り開き、人生を豊かにする。
ぜひとも、あなたにはより良い人生を歩んでいただきたいです。


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ところでぼくは、高校生のときまで常に自信がなく、誰かにしたがわないと生きていけませんでした。

ただ、誰かの命令に従うことは苦痛でした。 ストレスでしょっちゅう口内炎ができてた。

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じぶんの力で生きたい。
独力で生きる自信がほしい。

大学生になって本を読みまくってマインドを育てまくった。 さらに、じっさいに行動もした。 だれかに頼らず。

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