迷っているのは、本当はそうしたいからだ。そうでなければ、迷うはずがない。

意見

今回は、迷う方法を提案します。

迷うのには、「やるかやらないか」の段階と「AかBか(複数の選択肢)」の段階があり、それぞれで分けて考えなければいけません。

「やるかやらないか」であれば、やったほうがいいです。「AかBか」などの複数の選択で迷っているのであれば①自分の価値観が分かっていない②情報量が足りない、の2パターンあります。

具体的に説明していきます。

 

やるかやらないか、について

まずは「やるかやらないか」についてです。

ぼくは、これで迷っているならば「やったほうがいい」と断言します。

それはなぜか。

やっただけ、自分の中に経験数がたまり、後悔がすくなくて済むからです。

事実、何かをしたことよりも、しなかったことに4倍もの多く後悔するという研究成果もあります[1]。

 

また、ぼくの経験からしてみてもそうです。

ぼくは、大学受験で現役のとき、名古屋大学の推薦入試を受けるかどうかで迷いました。ぼくは当時、天文学者になりたくて、「名古屋大学ならカシコイ人に囲まれて勉強できるし宇宙物理の教員もたくさんいるから、ぜったいに研究者になれる!」と、名古屋大学に憧れをいだいていました。

しかし、「受験は筆記で受けて、正々堂々と受験者と勝負して志望校を勝ち取るものだ。」というナゾの考えがありまして、それによってぼくは名古屋大学を推薦で受験することをやめました。

そして、筆記で受験してあっけなく撃沈。そして浪人するも、センター試験で前年と同じ点数。名古屋大学を受験せずに地方国立大学を受験することになりました。

これ以降、「ああ、推薦入試やっておけば今とは違った環境にいられたのかも」という後悔にかられることになりました。

もし人生をやりなおせるなら、まちがいなく推薦入試をうけますね。

 

あなたには、ぜひとも【できる限り】後悔しない人生を歩んでもらいたいです。

ここで、【できる限り】と書いたのにはワケがあります。

 

すべてにおいて後悔しない生き方。もちろん、理想ではあります。しかし、そんなことできるのでしょうか?

ここで言う後悔とは、「やりたいと思っていたことをやらなかったこと」と定義します。

すべてにおいて後悔しないということは、「やりたいことをすべてやる」ということです。

ホリエモンの本を読んでいる人はわかるとおもいますが、彼は「やりたいことを片っ端からやれ」です。

はたして、みんながみんな、ホリエモンのような生き方をできるのでしょうか?

ぼくは「ノー」と断言します。

というのも、人間にはだれしも「不安や恐怖・危険・痛みからのがれたい」という根源的な欲求があるからです。

このような「不快感から逃れたい」という欲求は、あまりにも強いです。そして、やりたいことを片っ端からやるということは、不安や恐怖に目をつむるという点でムチャな話です。

ということで、「やりたいことをやる」の前に、恐怖感や不安感をある程度やわらげる必要があります。

それは、お金の不安であったり、激務で精神がほろんでしまうという不安であったり。

あなたがお金の不安があるためにやりたいことがやれないのであれば、まずはお金の不安を解消することです。

 

恐怖心を無視して突っ込むことは失敗につながります。

あなたは、「起業家」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

「起業家は新しいチャレンジをどんどんするから、きっとリスクなんて気にしないことなくドンドンと行くんだろうな」なんてこと、思いませんか?

しかし実は、あるアンケート調査によると、起業家は一般の人たちと比べてかなりリスク回避をしていることが分かったのです。むしろ、リスクをたっぷりと冒すような起業家は失敗していることのほうがはるかに多いというのです。[2]

よって、「怖い」という恐怖心をがまんせず、きちんと「なぜ怖いのか」に向き合って、念を入れてからチャレンジするようにしましょう。

 

とはいうものの、【やってみないと分からない】ことが大半ですので、ある程度の不安を和らげたら、あとは覚悟の問題です。ここは、きちんと自分と向き合って、「やる!」とおもったら、やりましょう。

「行ける」か否かで判断すると、行けません。というのも、「行ける」かどうかなんて、やってからではないと完全にはわからないからです。

しかし、「やる!」というのは自分で決めたという事実であり、それはゆるがしようのない行動する根拠になるわけです。よって、可能性ではなく、自分の心にしたがったほうがいいです。

 

ぼくの先ほどの推薦入試の話をしますと、推薦入試をすることには恐怖があったのです。推薦入試は面接や小論文がかされることになりますので、そのような対策をしなければなりません。

そうすると、もし推薦入試で落ちてしまった場合、他の受験者よりも2次試験対策をしている時間がないため、2次試験を受けて落ちる可能性が高まります。

ぼくはその「面接で落ちて2次試験(筆記試験)で落ちる」という恐怖をぬぐえなかった。そして、面接に可能性があるとしても、2次試験一つに集中したほうがいい。そう無意識に感じたので、面接を受けなかったのです。

ただ、「面接やってやる」と突っ込んでいかなかったことは、やはり人生において最大の後悔です。よくよく考えたら、リスクなんて無く、単に覚悟ができていなかったのだな、と。いまになってそう感じます。

 

AかBかについて(複数の選択肢で迷っているときについて)

 

これには原因が2つありまして、

  1. 自分の価値観がわかっていない
  2. もはやどっちでもいい

にわかれます。

 

価値観を分かっていよう

 

まずは『1.自分の価値観がわかっていない』 について。

あなたが今、近所のスーパーマーケットにいるとしましょう。

そして、レトルトカレーを選んでいるとします。

豊富な種類がありますね。値段も100円に近いものから200円近くするものまで。はたまた、もっと値段のするものも見えているかもです。

さて、あたながレトルトカレーを選ぶとき、【何を基準に】えらびますか?

この【基準】というところが価値観にあたります。

値段でしょうか?健康でしょうか?「新商品」第一主義でしょうか?味(よくある「シェフが作ったカレー」みたいなやつ)でしょうか?それとも、ほかの基準でしょうか?

自分の価値観を知っておくことは、このような迷いを打破することにつながります。

たとえば価値観が「健康第一」であった場合、商品後ろの表示をみて、カロリーや脂質・炭水化物などの項目をみるでしょう。

このように、価値観を知っていると情報を自然ともとめることになり、なにかを決めるさいの決定打となります。

自分の価値観を知るには【自己分析】をすることがいちばん良いです。

では、どのようにして自己分析をするのか。

前田裕二『メモの魔力』という本がありますので、その本をもとに自己分析をすれば間違いなく自分の価値観が見つかります。

これについては、後日記事を書きます。

 

とは言っても、ある迷いに対してとくに重要視する価値観や基準がないこともあるでしょう。こうなったら、次に紹介する「ワクワクで決める」がいいです。

 

ワクワクで決める

 

あなたは迷ったとき、「とりあえず安いからこれにしよう」や「みんなが使ってるから安心」という自分の心を無視した外部に決定基準をもとめていませんか?

はたして、自分がつかったり体験することなのに、自分でおもったり考えたりした情報以外の基準にゆだねてもいいのでしょうか?

もちろん、「自分は外部に身をゆだねる価値観をもっている」のであれば、それでかまいません。

ですが、せっかく、二度と戻らない「今」を生きているのです。瞬間瞬間を自分にとってステキなことにつかいませんか?

人生、充実化させようとおもったら「良さそう!」というワクワクする感情をもとに判断するといいです。

 

とは言っても、ワクワクする感情をどう引き起こせば?とあなたは思うかもしれません。

その商品や事物を体験している自分の未来を想像してみてください。

たとえば、ぼくはレストランでなにか頼むとき、「私は今なにを欲するか」を心の声にしたがって考えます。その時点でメニューを決定できればいいのですが、2~3択で迷うときがあります。

そんなときは、じっさいに、想像するのです。迷っているメニューを頼んで、口にはこび、味わい、のみ込んで、のどを通っていく、あの感覚を。

これにより、どのメニューを頼むことにワクワク感があるのかが分かります。

 

参考文献

[1]Failing to Act: Regrets of Terman’s Geniuses(https://www.researchgate.net/publication/15584494_Failing_to_Act_Regrets_of_Terman’s_Geniuses

[2]アダム グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』(三笠書房)

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