いかにして効果的に製品を作れば良いかが分かる本

「本」を読む

あなたは製品(プロダクト・アプリ)をつくるとき、相手の身になろうと考えすぎていないだろうか?

または、相手を打ち負かそうとして、もしくは自分が納得したいために、あれもこれもと求めすぎて製品が未完成のままではないか?

本書は、そういった凝り固まった考えをほぐすのに最適だ。

 

 

自分が使いたいものをつくる

 

すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ることだ。自分が知っているものをデザインするのなら、作っているものがいいかどうかすぐに判断がつく。

自分が他人の欲する物に無理して合わせるのではなく、自分が自然と欲する物をつくれば素晴らしいものができ、結果的に他の人に受け入れてもらえる、といったところだ。

とある人に「趣味から派生したプロダクトはつくりやすい」と言われたことがあるが、まさにだ。

 

まず、やってみる

 

何をしたかが重要なのであって、考えたり、言ったりすることが重要なのではない

アイディアそのものには価値はなく、やって初めてわかるものなのだ。

 

始めてみれば、興奮と興味が本物なのか、それとも言ってみただけなのかが分かる。

やはり、考えているだけでは分からないようで、実際に形作ることでその形が自己を刺激し、思考をうながすのだ。やってみないと、わからない。

 

最低限におさえて製品をつくる

 

量より質。つまり多機能であるが中途半端な製品であるよりも、機能を削って質が高い製品をつくれ、ということ。

それにはまず、核となる機能、つまり「これがないと製品ではない」という芯を見つけろ、というのだ。

 

ホットドッグ屋が例として載っていた。

マスタードやケチャップといった付属がなくとも、ホットドッグがなければホットドッグ屋にはなりえないのだ。

「そんなに機能をけずって考えてもいいのか?」とあなたは疑問に思うかも知れないが、ご心配なく。必要になったら、あとから追加できるのだ。

 

また、とにかく早く、最低限の機能がある製品が作れたら世の中に出し、現実をみながら繰り返し改善をくりかえすことで良い製品をつくれ、とのこと。

 

おわりに

何事も完璧にこなしたい気持ちはわからないでもない。そうしないと、気持ち悪いだろうから。だが、すべてを気持ちいいように進めるのは現実として非効率なのだ。

この本を通じて、いかに効率よく物事を進めていくかを学びとっていただきたい。



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