頭の使い方

進路の決め方【指針をもとめればOK】

あなたがなぜ、進路に迷っているのか、分かりますか?

自分が何を欲しているのか、分かってないからです。

もちろん、「これが正解!」「ぼくはこれを求めている!」などという決定打をもって進路を決めろと言っているのではないです。

ただ、あまりにも自分がなにを好み、なにを求めているのか分からないで人生を決めるのはギャンブルすぎねーか、ということです。

 

以前に、「進路は偶然で決まる」という内容の記事を書きました。

 

ですが、みんながみんな完全に偶然で良き人生にたどりつくなんて限りません。

やはり、ある程度の指針はあったほうがいい、というのがぼくの意見です。

考えても、どういう進路を歩めばいいのか、分からない。分からないから、とりあえず周りのみんなと同じ研究室の大学院に進学してみたり、すこしでも学歴良い大学院に行こうとして院試を受ける。

で、大学院に進学したらしたで迷うだけ迷って、よく分からない。

それは、自分にとっての指針がないからです。

指針がないから、迷うのです。

指針とは、道しるべのようなものです。山道でなにも道しるべがなければどっちにいけば良いのかわからないですよね?

それと同じで、人生もなんらかの指針がなければ迷います。

 

じゃあ、どうやって指針となるものを決めればいいんだよ、という話ですね。

2種類の方法があります。

  1. 診断ツールを使う
  2. 自己分析ノートを使う

ぼくは両方ともやりました。その結果、しっかりとした根拠をもって人生を考えることができています。

たしかに、「どっちの道に進もうと」いう迷いはありますが、それは、指針がない迷いとはあきらかに違います。

漠然とした迷いというか、悩みがない、といったところです。

 

では、説明していきます。

診断ツールを使う

ホランドコードとキャリア・アンカーというのを利用します。

順に説明します。

ホランドコード

ホランドコードとは、自分の興味や適性がある職業の分野が分かるツールです。

職業の性質を全部で6つに分け、診断することで、自分が6つのうちどの性質の職業に興味があるか分かります。

また、6つの性質は、それぞれ対象が共通している部分4つがあり、その4つ重なりの部分を見ることで、興味ある対象の性質がざっくりと分かります。

………え、ドユコト???

あー、やっぱりそうですよね。説明しますね。

まず、6つの職業の性質について、です。

6つの職業の性質のそれぞれの頭文字をとって、ホランドコードはRIASECとも呼ばれています。

R→Realistic : 現実的
I→Investigative : 研究的
A→Artistic : 芸術的
S→Social : 社会的
E→Enterprising : 企業的
C→Conventional : 慣習的

と、このようにRIASECの頭文字ならべても「なんのこっちゃ?」となるので、簡単に説明します。

 

ホランドコードの【R:現実的】とは、現実世界の「モノ」を扱うことに長けている性格のことです。機械いじりだったり、車の運転だっり、大工だったり。農作物や動物との接触も、現実世界の「モノ」であるため、ホランドコード【現実的】の意味に含まれます。

ホランドコードの【I:研究的】とは、考えることが好きな性格のことです。研究者だったりコンサルタント・プログラマー・データサイエンティストなどなど。

ホランドコードの【A:芸術的】とは、枠にとらわれない、創造活動を好む性格のことです。つまり、芸術活動のことです。ミュージシャンだったり、画家だったり、作詞作曲家だったり。

ホランドコードの【S:社会的】とは、「ヒト」と触れ合うことが好きな性格のことです。カウンセラーだったり、教員だったり、看護師だったり。とにかく、「ヒト」を助けたい、といったところでしょう。

ホランドコードの【E:企業的】とは、人を説得したり統率したり目標達成したりすることを好む性格のことです。いわゆるリーダータイプですね。
営業や起業家・マネージャーなどなど。

ホランドコードの【C:慣習的】とは、決まった手続きを好む性格のことです。ルーチンワークといったところです。
事務仕事や秘書が代表例です。

 

さらに、これら6つの性格の特徴は、大まかに【もの】【アイデア】【ひと】【データ】の4つの種類に分類することができます。

現実的→もの
研究的→もの+アイデア
芸術的→アイデア+ひと
社会的→ひと
企業的→ひと+データ
慣習的→データ

この4種類の分類をもとに見ていくと、自分の興味ある対象がわかります。

さて、6つのコードのうちどれに自分の適性や喜びがあるのかは、診断テストを受ければ分かります。

テストはこちらから受けることができます。

https://www.motivation-up.com/whats/jobtest.html

 

参考までに、ぼくの結果を載せておきます。

こちらが最初にやった結果です。

そして、その1ヶ月後にやった結果がこちらです。

(結果を保存したときに文字の配置が崩れてしまっています。)

 

このように、ぼくは4種類の分類のうち【アイデア】に好みの対象が偏っていることがわかります。【アイデア】とは、概念や抽象的な物事をあつかうことを好みます。

よって、ぼくは「コンサルタントおもしろそー」とか「プログラマーになりたい」とかおもったりするわけです。

 

キャリア・アンカー

つぎに、『キャリア・アンカー』について説明します。

この診断をすることで、自分がどの価値観を重要視しているのかがわかります。

そして、価値観がわかっていれば、どのような生き方をすればいいかや、どのような環境を選べばよいのか分かるようになります。

『キャリア・アンカー』も『ホランドコード』と同じく分類が8つに分かれていますので、簡単に説明します。

【管理能力】
→組織の中で責任を負いたい・人を率いたい、という価値観の持ち主。経営者や管理職を目指したいので、出世したいタイプとも言える。

【専門・職能別能力】
→専門的なスキルを磨きたい・専門家になりたい・深く追求したい、という価値観の持ち主。

【自律と独立】
→自由な環境で働きたい・自分のペースで働きたい・組織や上司といった枠組みに縛られたくない、という価値観の持ち主。そのような価値観を満たす、フリーランスや研究者を望む。

【保障・安全性】
→安定した生き方をしたい、という価値観の持ち主。大企業での勤務や公務員を望む。

【起業家的創造性】
→この世に価値を想像することを望む価値観の持ち主。0から1を生み出すことを望む。起業家や発明家・芸術家・プロデューサーのような職業を望む。

【社会への貢献】
→社会や人々に善意をつくすことや、社会をより良くすることを望む。社会福祉や教育分野に関する職を望む。

【純粋な挑戦】
→挑戦することを望む。挑戦が生きがい。たとえば、起業家とか。

【生活様式】
→「ワークライフバランス」を好む。人生を仕事にささげるようなタイプではなく、仕事も私生活(家族と過ごす時間など)も両方大切にする。そのため、在宅ワーク制度といったような仕事と私生活のバランスをとりやすい働き方を望む。

これらをザッと見ただけでも「自分の価値観はこれかな」というのが分かるかもしれません。
では、分からない場合はどうするか。
この『キャリア・アンカー』でも、診断ツールがあります。

https://chikaku-navi.com/carrier/

こちらからできます。

ぼくはこの診断テストではなく、こちらの本から自分で診断しました。


その際、圧倒的に【自律と独立】の項目が高かったです。

ぼくは高校のときに「サラリーマンになりたくない」とおもって研究者を目指そうとしましたが、まさに無意識的に「独立していたい」とおもっていたからだと考えています。

さて、『ホランドコード』と『キャリア・アンカー』をかけ合わせて考えると、とても精度良く人生を選ぶことができます。

たとえば、ぼくの場合ですと、

『ホランドコード』→【研究的(もの+アイデア)】【芸術的(アイデア+ひと)】→アイデア
『キャリア・アンカー』→【自律と独立】

ですので、

「概念を扱えて、自由な環境で仕事をする」

ことを好むと言えます。じゃあ、それを満たす仕事や環境はなんだろうと考えると

・研究職
・フリーランス
→プログラマー
→ライター
→デザイナー
・リモートワーク可/私服可 な職場

などなどが浮かび上がってきます。

このように、診断ツールを使うことで、どのような人生選択をすればよいのかハッキリとしてきます。

 

自己分析ノートを使う

前田裕二さんが書いた本『メモの魔力』についている質問表を使います。


じつは、公式に質問表がPDFファイルでアップロードされているので、本を買わずに質問表に答えることができます。

こちらからダウンロードすることができます。

 

質問表に書いてある質問にひたすら答え続けることで、人生の指針(自分軸)が得られます。

どのように答えていけばよいかは本に書いてありますので、そちらをご覧いただければとおもいます。

本を買っていない方に向けて、やりかたを簡単に述べます。

 

  1. 5mm方眼ノートを買う→大きさはなんでも良いが、ぼくはA4ノートをつかった。
  2. ノートを1つの質問ごとに見開きに使う。
  3. 見開きページを線引する。右ページの中心に、縦に線をいれる。
  4. 左ページに質問に対する答えを書き、右ページの左側に、質問に対する答えに対して「なぜ?(why)」「その事実にはどのような特徴があるの?(how)」と、抽象化する。
  5. 抽象化したことに対して、具体的にどのようなアクションを取ればいいと思うかを書く

 

たとえば、

好きな教科は?→【具体化】数学が好き→なぜ?→【抽象化】考えることが好きだから→そんな自分はどうすればいい?→プログラマーになる→じゃあどうする?→WEB系の企業に入る

などとして、人生の選択ができます。

 

ぼくの場合、とある質問に答えて抽象化した結果、「哲学・心理学のような人間の原理に関わる知識の記事を書く」というような具体的なアクションを思いつきました。

よって、このブログでは哲学や心理学系の記事も書いています。

(追記)

とてもいい本にめぐりあえました。

コチラです。


 

やってみましたけど、これほどまでに読者を迷わすことなく自己分析できる本というのは他にないです。

さきほどのべた『メモの魔力』とちがって具体的にどう自己分析ノートをつくるかは書いてませんけれど、

ぼくは『メモの魔力』に書いてあった方法で自己分析ノートをつくりました。

 

『メモの魔力』では1000問ひたすらに答えて自己分析をすすめるようになってました。

けど、1000問ってあきらかに多いんですよね。

ぼくは500問くらいである程度の自分の軸がみつかったのでやめました。

さらに問題なのが、この1000問に答えていくうちに自分の回答がバラバラになっていくんですよね。

どういうことかというと、ただ1000問をひたすらに回答するじゃないですか。

で、回答しっぱなしになって、「あーなるほど、自分ってこれをもとめて生きてるんだな」ってなるのはいいんですけど、なんというか統一感がなく分かった感になるんですよね。

自分の回答がちらばっているので、あとから見返したときも「あれ、あの回答どこに書いたっけ」ってなりがちですし。

とにかく、質問に答えまくると回答場所がばらばらなせいで情報として統一しづらく、けっかとして「自分」の把握がむずかしくなるのですよね。

まあでも、質問に答えまくることで見えてくるものはあるので、それはそれでいいのですけど。

 

で、そのバラバラな情報に統一感をもたせてきちんと「自分」を把握できる本が、さきほどのべた本『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』なんですよね。

「価値観(大事なこと)」
「強み(得意なこと)」
「好きなこと」

の三種類に質問によって得られた回答を分類し、それぞれで統一的な答えを出していきます。

そして、その3つをあとからかけあわせることで、本当にやりたいことをしぼりこむ、といったながれです。

 

ぼくは一ヶ月くらいかけてやりました。

ただ、『メモの魔力』をやりこんでいたのもあったので、時間はみじかくすみました。

『メモの魔力』をやる前にこちらをやったほうがいいのではないかとおもってます。

かなりすっきりと自己分析をすすめられるし、なによりも回答した情報にまとまりが出るので「自分」がなにをもとめているのかすごくクリアに分かります。

それで、もし『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』だけでよく分からないなら『メモの魔力』の巻末質問をつかってガンガン自己分析をさらにすすめればいいのではないか、とおもいます。

 

 

まとめ

と、こんな感じでですね、指針となるものを決めれば、人生選びが簡単になります。

永遠な迷いから脱出することができます。

そのためには、診断ツールをつかったり、自己分析ノートをつくったりすることが大事です。

じっさいぼくは上記に述べたツールや本をつかって自分の進路をスムーズに決めることに成功しました。

この記事に書いておきました。

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ところでぼくは、高校生のときまで常に自信がなく、誰かにしたがわないと生きていけませんでした。

ただ、誰かの命令に従うことは苦痛でした。 ストレスでしょっちゅう口内炎ができてた。

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じぶんの力で生きたい。
独力で生きる自信がほしい。

大学生になって本を読みまくってマインドを育てまくった。 さらに、じっさいに行動もした。 だれかに頼らず。

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