結局は、覚悟の問題である。

意見

結局は、覚悟の問題だ。

たとえば、借金が良いとか悪いとか、さらには借金したらちゃんと返せるようにちゃんとした企業に入らなきゃ、とかじゃないんだよ。借金したら、それをなんとしてでも返してみせる、と覚悟し、今を生きるのみ。

未来を考えてもしょうがないことはマルクス・アウレーリウス『自省録』にも書いてある。

ほかのものは全部投げ捨ててただこれら少数のことを守れ。それと同時に記憶せ
よ、各人はただ現在、この一瞬間にすぎない現在のみを生きるのだということを。その 他はすでに生きられてしまったか、もしくはまだ未知のものに属する。

 

なんかグチャグチャと未来を考える必要なくて、というのも未来なんて分からないから。(人間にとって)

たとえば、将来の会社入って役立つようにバイトしようとか。違うんだよ。未来から逆算してつまらない人間になるな。「オレは今、こうする。そう決めた。それのつじつまが合うように、未来をなんとかする!」と覚悟するのだ。未来から逆算して「これやっとくて役立ちそう」とか「食いっぱぐれないようにプログラミング勉強しよう」とか考えると流動的生が枯渇する。

 

そう、ぼくが経験した。

将来食いっぱぐれないように、そして周りの大学生がやるようなバイト以上稼げるように、夏休みにプログラミングを勉強した。プログラミングスクールに入って、夏休みの2ヶ月間、必死で勉強し、プロダクトをつくった。1日9時間はやっていた。

でも、そんな理由でプログラミングをしていても続かなかった。なにより、面白くない。(これは今では自己分析して分かっていることだが、ぼくは人の役に立ちたくないのだ。プログラミングでプロダクトをつくると、人の役に立ってしまう。ぼくには役に立つことががつまらない。プログラミング自体に興味はあるんだけど、プロダクトをつくるということに飽きた。)

ぼくのプログラミングはオンラインスクールでの学びと自主的な学びの計3ヶ月間で終わった。

 

ぼくは今、脳の研究と哲学(とくに論理学)で生きると覚悟を決めている。もちろん、今後は以前に面白くないと思ってやめたプログラミングで生きると覚悟するかもしれない。

ここで重要なことは、「どのように生きるか」の覚悟は瞬間瞬間で変わっていってもいいのだ。覚悟は「今」するものであり、未来を保証するものではないからである。

「今」する覚悟の積み重ねに、ぼくは生を感じる。そして、その積み重ねが、進路なのである。

 

「公務員になる」とか職業決めちゃってそれが自分の進路だーなんて言うの、つまらないでしょ?未来は分からないからこそ生きるのであり、未来を予測してその通りに生きるだなんてつまらない。

ホリエモン『すべての教育は「洗脳」である』でもこのようなことが述べられている

逆算をすればするほど、 人の可能性は狭まっていくと思っている。 それはつまり、こういうことだ。 100点というゴールを最初に設定し、それに向かって突き進んでも、あなたはどんなに頑張ったところで100点までしか取れない。100点以上を取れる確率はゼロだ。
でも逆算をやめ、1点1点を楽しみながら積み上げていけば、無我夢中で動いている間に、 200点、300点とその点が膨れ上がっていく可能性が開かれる。この場合、取れる点数の上限はない。目標からの「逆算」を思い切ってやめたほうが、得られるものの可能性は大きく膨らむのである。

 

まあ、未来を予測して生きることを求めるならどうぞ。むしろ、人間なんて怖がりだから、自分の望む未来を求めるのは当然である。ただ、未来から逆算して生きることは覚悟なき人生へとつながり、これは生の停止状態(死)となにが違うのであろうか、ぼくは疑問である。

生き方は人それぞれである。ただ、ぼくにとっては、「今」を覚悟して積み上げていったほうが、生きている心地がする。



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